住友不動産の再開発事業は、単なる建物の建設にとどまらず、街全体の利便性と持続可能な未来を支える大きな取り組みです。このプロジェクトでは、都市の機能を高めるだけでなく、地域の特性や人々の生活に寄り添った街づくりを進めています。
本記事では、再開発の基礎から住友不動産の取り組み、さらにはその社会的意義について、わかりやすくご紹介します。
- 再開発事業とは何か
- 住友不動産の方針
- 再開発事業の重要性と社会的意義
- 住友不動産の再開発への取り組み
- 過去の再開発実績 一覧
- 現在進行中!主な住友不動産の再開発プロジェクト
- 住友不動産の再開発の強み
- 今後に期待がふくらむ住友不動産の再開発事業
再開発事業とは何か
再開発事業とは、既存の都市エリアや地区を対象に、建物やインフラを一新し、地域の機能性や住環境を向上させる取り組みです。これには、古くなった建物の取り壊しやリノベーション、新たな商業施設や住宅の建設、交通インフラの整備などが含まれます。再開発の目的は、都市の魅力を高め、住民や企業のニーズに応えることで、地域全体の価値を向上させることです。
再開発事業は以下のような要素を含みます。
-
インフラ整備
道路、公共交通機関、公園などの公共施設の改善。
-
建築物の再構築
古い建物の取り壊しと新しい建物の建設、既存建物のリノベーション。
-
商業施設の導入
ショッピングモール、オフィスビル、レストランなどの新設。
-
住環境の改善
住宅地の再整備、緑地の創出、住民サービスの充実。
住友不動産の方針
住友不動産は、再開発事業を通じて「防災」「環境」「地域の活性化」といった地域が抱える課題に積極的に取り組んでいます。また、単に既存の大規模ビルを統合して建て直す開発とは異なり、災害に弱い街を災害に強い街へと再生し、土地の有効利用を進めながら新たな住民を呼び込み、都市全体の持続可能な成長を促進することを目指しています。
再開発事業の重要性と社会的意義
再開発事業は、都市の進化と発展に欠かせない重要な取り組みです。
都市の魅力向上
再開発により、都市の景観が一新され、現代的で魅力的な都市空間が創出されます。これにより、観光客の増加や企業の誘致が促進され、地域の活性化につながります。
経済効果の創出
再開発事業は、多くの雇用を生み出し、地域経済の活性化につながります。新たな商業施設やオフィスビルの建設は、ビジネスチャンスを拡大し、経済成長を促進します。
コミュニティの強化
再開発プロジェクトは、地域コミュニティの再構築や強化にもつながります。公共スペースの整備やコミュニティ施設の設置により、住民同士の交流が促進され、地域社会の絆が深まります。
住環境の改善
古くなった住宅やインフラの刷新により、住民の生活品質が向上します。快適な住環境は、住民の満足度を高め、地域への定着を促します。
持続可能な発展
環境に配慮した開発を行うことで、持続可能な都市の発展が可能になります。再開発事業は、エネルギー効率の向上や緑地の創出など、環境負荷の軽減にもつながります。
住友不動産の再開発への取り組み
六本木エリア再開発プロジェクト
プロジェクトの背景と目的
六本木一丁目地区は、東京都港区の中心にあり、長い間、商業やビジネスの拠点として親しまれてきましたが、時を経て建物の老朽化や都市の停滞が課題となっていました。
1988年から住友不動産はこの地区の再開発に関わり、地域の活気を取り戻し、未来に向けた持続可能な街づくりを目指してきました。約14年かけて完成したこのプロジェクトは、住友不動産を象徴する代表的な取り組みとなっています。
実施内容と成果
- 新たな拠点を支える都市基盤の整備
街全体をつなぐ交通拠点を整備し、駅と街、街と街を安全で快適に歩ける歩行者ネットワークを形成しました。また、六本木交差点周辺の車の交通も見直しました。 - 国際競争力強化に資する都市機能の導入
六本木の魅力を活かし、国際会議や宿泊施設などを整備。外国人の働き手や住民が快適に過ごせる住環境も備えました。 - 環境への取り組みと防災対応力強化
「都心の森」づくりや、災害対応力の強化、環境負荷の削減に取り組んでいます。
泉ガーデンタワー
📍六本木一丁目西地区
2002年に完成した「泉ガーデン」は、約3.2ヘクタールの広さを持つ再開発エリアで、都心にありながら自然も残った静かで落ち着いた環境が特徴です。ここでは、働く人や住む人が安心して快適に過ごせる街づくりがされており、オフィスだけでなく様々な施設が集まっているため、多くの人々が訪れる便利な都市機能を備えています。
住友不動産六本木グランドタワー
📍六本木三丁目東地区
住友不動産が手掛けたこの再開発プロジェクトは、総延床面積が約21万㎡に及ぶ大規模な複合施設で、過去最大のプロジェクトです。約2.7ヘクタールの広いエリアに、43階建てのオフィスビル、27階建ての住宅ビル、3階建ての商業施設が集まっています。
新しい駅前のランドマークにふさわしく、駅と直接つながる新しい改札口を設置し、駅の東西を行き来しやすくするための歩道の改善も行われました。また、イベントが開ける駅前広場やさまざまなお店が集まる商業エリアもあり、多くの人々が集まりやすい賑やかな場所となりました。
ユーザーの声
森ビルの六本木5丁目再開発も住友不動産絡んでるって聞くし六本木3丁目も住友不動産だし森ビルと住友のタッグでデカい開発来る予感するんだが……
東京トーチや虎ノ門麻布台やうめキタ2期とかインパクトある大規模開発増えてきて
注目度やインパクト欲しいなら六本木3丁目と5丁目をまとめて再開発しておかしくないと思うんだが
引用元:【口コミ掲示板】【一般スレ】都心の再開発ってどうですか?|マンション口コミ・評判
六本木は正直まだ汚い
再開発もっとしないと
六本木3丁目の再開発早くして欲しい
引用元:【口コミ掲示板】【一般スレ】都心の再開発ってどうですか?|マンション口コミ・評判
六本木一丁目、テレビ東京📡の入る全面ガラス張りのオフィスビルディングです🏙️
外観部分でデザインにちょっと変わった部分があります。強度的にちょっと心配されますが、そこは最先端の設計技術ですから抜かりないかと😃大したものですね~👍
高速道路を挟んで泉ガーデンタワービルディングとツインタワーの景観です。
西新宿エリア再開発プロジェクト
プロジェクトの背景と目的
西新宿エリアは、大江戸線「都庁前」駅から徒歩5分、JR「新宿」駅なども利用できる便利な場所にあります。
このエリアで住友不動産が手掛ける再開発は、西新宿の魅力にふさわしい業務や住居の機能を備えた街づくりです。
防災力の強化や質の高い住宅と業務施設が調和する複合開発で、都心での暮らしをサポートし、地域に住む人々が安心して長く暮らせる街を目指しています。
実施内容と成果
- 国際的なビジネス環境の魅⼒向上
西新宿に、新しいビジネスの交流やワークスペースを充実させ、国内外から訪れる方々にとって便利な環境を整えました。 - 観光都市としての魅⼒向上
誰もが訪れたくなるような賑やかで魅力的な場所を目指し、西新宿に新しい観光の顔となる拠点を整備しました。 - 都市防災⼒の強化
災害時には、周辺からの帰宅困難者を安全に受け入れ、安心して過ごせる避難環境を確保しました。
住友不動産新宿グランドタワー
📍西新宿八丁目成子地区
再開発プロジェクトの中心となる「住友不動産新宿グランドタワー」は、国際的なビジネス拠点にふさわしい最先端の設備を備えています。住友不動産は、阪神・淡路大震災の前からオフィスビルに免震構造を導入し、今注目されているBCP(事業継続計画)への対応に積極的に取り組んできました。
新宿セントラルパークシティ
📍西新宿六丁目西第6地区
「新宿セントラルパークシティ」は、住友不動産が手掛けた大規模な都市再開発プロジェクトで、新宿エリアのランドマークの一つです。この複合施設は、都心の便利さと自然の調和を追求しており、商業、ビジネス、居住エリアを一体化させた建物群で構成されています。
ユーザーの声
新宿の立ち並ぶビル街でも目立つ存在感。
まわりの自然環境にもしっかり目を向けております。
ビルを利用するビジネスマン以外の方々にも心配りが感じられます。散歩する町の住人、仕事で行き交う通行人の楽しみでもある、豊富な四季折々の植物やハトが心を癒しています。
引用元:住友不動産新宿グランドタワー Google口コミ
エントランスの天井は3階から4階分の高さがあり、開放感がある。
席が少ないので、打ち合わせや待ち合わせには使えない。
引用元:住友不動産新宿グランドタワー Google口コミ
過去の再開発実績 一覧
夙川グリーンタウン(夙川駅前第一地区) |
|
エリア |
兵庫県西宮市 |
地区面積 |
0.7ha |
規模(延床面積) |
33,412㎡ |
階数 |
14階/地下1階 |
主な用途 |
住宅・店舗・事務所 |
竣工年 |
1977年11月 |
板宿グリーンタウン(板宿地区) | |
エリア | 兵庫県神戸市 |
地区面積 | 0.2ha |
規模(延床面積) | 11,196㎡ |
階数 | 14階 |
主な用途 | 住宅・店舗・事務所 |
竣工年 | 1988年3月 |
シティタワー仙台(花京院一丁目第三地区) | |
エリア | 宮城県仙台市 |
地区面積 | 0.9ha |
規模(延床面積) | 14,399㎡ |
階数 | 29階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・店舗・事務所 |
竣工年 | 1991年11月 |
住友不動産江戸川橋駅前ビル(関口一丁目地区) | |
エリア | 東京都文京区 |
地区面積 | 0.2ha |
規模(延床面積) | 7,877㎡ |
階数 | 10階/地下1階 |
主な用途 | 事務所・住宅 |
竣工年 | 1994年1月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
川崎駅前タワー・リバーク(川崎駅北口地区第一街区) | |
エリア | 神奈川県川崎市 |
地区面積 | 0.5ha |
規模(延床面積) | 34,797㎡ |
階数 | 22階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・店舗 |
竣工年 | 1994年12月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
日本橋箱崎ビル(箱崎地区) | |
エリア | 東京都中央区 |
地区面積 | 0.4ha |
規模(延床面積) | 24,805㎡ |
階数 | 17階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅 |
竣工年 | 1996年3月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
千代田ファーストビル東館(西神田三丁目北部東地区) | |
エリア | 東京都文京区 |
地区面積 | 0.9ha |
規模(延床面積) | 38,787㎡ |
階数 | 17階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 1998年10月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
住住友中野坂上ビル(中野坂上中央一丁目西地区) | |
エリア | 東京都中野区 |
地区面積 | 0.9ha |
規模(延床面積) | 36,601㎡ |
階数 | 24階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 1999年4月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
住友不動産飯田橋ファーストビル(後楽二丁目東地区) | |
エリア | 東京都文京区 |
地区面積 | 1.1ha |
規模(延床面積) | 62,947㎡ |
階数 | 14階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 2000年3月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
泉ガーデンタワー他(六本木一丁目西地区) | |
エリア | 東京都港区 |
地区面積 | 3.2ha |
規模(延床面積) | 208,401㎡ |
階数 | 45階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 2002年10月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
住友不動産新宿オークタワー他(西新宿六丁目南地区) | |
エリア | 東京都新宿区 |
地区面積 | 2.2ha |
規模(延床面積) | 163,097㎡ |
階数 | 38階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 2003年1月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
スカイレジデンシャルタワーズ(与野駅西口旭町地区) | |
エリア | 埼玉県さいたま市 |
地区面積 | 0.6ha |
規模(延床面積) | 29,922㎡ |
階数 | 22階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・店舗 |
竣工年 | 2003年3月 |
千代田ファーストビル西館(西神田三丁目北部西地区) | |
エリア | 東京都千代田区 |
地区面積 | 0.9ha |
規模(延床面積) | 63,448㎡ |
階数 |
32階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 2004年1月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
ル・サンク大崎シティタワー(大崎駅東口第三地区) | |
エリア | 東京都品川区 |
地区面積 | 2.5ha |
規模(延床面積) | 33,103㎡ |
階数 | 27階/地下2階 |
主な用途 | 住宅 |
竣工年 | 2007年1月 |
シティタワー麻布十番(三田小山町東地区) | |
エリア | 東京都港区 |
地区面積 | 0.9ha |
規模(延床面積) | 64,581㎡ |
階数 | 38階/地下2階 |
主な用途 | 住宅 |
竣工年 | 2009年5月 |
大崎ウエストシティタワーズ(大崎駅西口中地区) | |
エリア | 東京都品川区 |
地区面積 | 1.8ha |
規模(延床面積) | 129,093㎡ |
階数 | 39階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・事務所・店舗 |
竣工年 | 2009年8月 |
新宿セントラルパークシティ(西新宿六丁目西第6地区) | |
エリア | 東京都新宿区 |
地区面積 | 1.7ha |
規模(延床面積) | 153,464㎡ |
階数 | 46階/地下2階 |
主な用途 | 住宅・事務所・店舗・イベントホール |
竣工年 | 2010年2月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
シティタワー新潟(新潟駅南口第二地区) | |
エリア | 新潟県新潟市 |
地区面積 | 1.1ha |
規模(延床面積) | 55,069㎡ |
階数 | 31階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・店舗・事務所 |
竣工年 | 2010年2月 |
シティタワー仙台花京院(花京院一丁目第一地区) | |
エリア | 宮城県仙台市 |
地区面積 | 0.3ha |
規模(延床面積) | 25,392㎡ |
階数 | 29階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・店舗・事務所 |
竣工年 | 2010年3月 |
住友不動産飯田橋ファーストタワー(後楽二丁目西地区) | |
エリア | 東京都文京区 |
地区面積 | 0.9ha |
規模(延床面積) | 78,398㎡ |
階数 | 34階/地下3階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗・イベントホール |
竣工年 | 2010年4月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
シティタワー蕨(蕨駅西口地区七番街区) | |
エリア | 埼玉県蕨市 |
地区面積 | 0.6ha |
規模(延床面積) | 31,752㎡ |
階数 | 30階/地下1階 |
主な用途 | 住宅 |
竣工年 | 2010年6月 |
シティタワー浜松(旭・板屋C地区) | |
エリア | 静岡県浜松市 |
地区面積 | 0.5ha |
規模(延床面積) | 27,929㎡ |
階数 | 32階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・ホテル・店舗 |
竣工年 | 2010年8月 |
シティタワー郡山(郡山駅前一丁目第一地区) | |
エリア | 福島県郡山市 |
地区面積 | 0.5ha |
規模(延床面積) | 29,325㎡ |
階数 | 24階/地下1階 |
主な用途 | 病院・住宅・店舗 |
竣工年 | 2010年11月 |
サザンスカイタワー八王子(八王子駅南口地区) | |
エリア | 東京都八王子市 |
地区面積 | 2.0ha |
規模(延床面積) | 99,770㎡ |
階数 | 41階/地下2階 |
主な用途 | 住宅・事務所・店舗 |
竣工年 | 2010年11月 |
シティタワー宇都宮(宇都宮市馬場通り西地区) | |
エリア | 栃木県宇都宮市 |
地区面積 | 0.4ha |
規模(延床面積) | 22,274㎡ |
階数 | 24階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・事務所・店舗 |
竣工年 | 2010年12月 |
住友不動産新宿グランドタワー 他(西新宿八丁目成子地区) | |
エリア | 東京都新宿区 |
地区面積 | 2.5ha |
規模(延床面積) | 179,788㎡ |
階数 | 40階/地下3階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗・イベントホール |
竣工年 | 2011年12月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
シティタワー上尾駅前(上尾中山道東側地区) | |
エリア | 埼玉県上尾市 |
地区面積 | 0.7ha |
規模(延床面積) | 39,933㎡ |
階数 | 28階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・事務所・店舗 |
竣工年 | 2012年12月 |
シティタワー神戸三宮(旭通四丁目地区) | |
エリア | 兵庫県神戸市 |
地区面積 | 1.0ha |
規模(延床面積) | 92,884㎡ |
階数 | 54階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・ホテル・店舗 |
竣工年 | 2013年3月 |
セントラルレジデンス調布ステーションコート(調布南口東地区) | |
エリア | 東京都調布市 |
地区面積 | 0.4ha |
規模(延床面積) | 25,372㎡ |
階数 | 16階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・事務所・店舗 |
竣工年 | 2015年3月 |
東京日本橋タワー(日本橋二丁目地区北地区) | |
エリア | 東京都中央区 |
地区面積 | 2.2ha |
規模(延床面積) | 129,093㎡ |
階数 | 39階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・事務所・店舗 |
竣工年 | 2009年8月 |
住友不動産新宿ガーデンタワー他(大久保三丁目西地区) | |
エリア | 東京都新宿区 |
地区面積 | 2.4ha |
規模(延床面積) | 143,372㎡ |
階数 | 37階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 2016年3月 |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
シティタワー広島(広島駅南口Bブロック地区) | |
エリア | 広島県広島市 |
地区面積 | 1.4ha |
規模(延床面積) | 125,473㎡ |
階数 | 52階/地下2階 |
主な用途 | 住宅・店舗・事務所 |
竣工年 | 2016年8月 |
住友不動産六本木グランドタワー他(六本木三丁目東地区) | |
エリア | 東京都港区 |
地区面積 | 2.7ha |
規模(延床面積) | 210,494㎡ |
階数 | 43階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗・イベントホール |
竣工年 | 2016年10月(住宅・商業2016年4月) |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
住友不動産大崎ガーデンタワー他(西品川一丁目地区) | |
エリア | 東京都品川区 |
地区面積 | 3.6ha |
規模(延床面積) | 222,000㎡ |
階数 | 24階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 2018年1月(住宅2018年8月) |
詳しくはこちら | 住友不動産 公式サイト |
シティタワー国分寺ザ・ツイン(国分寺駅北口地区) | |
エリア | 東京都国分寺市 |
地区面積 | 2.1ha |
規模(延床面積) | 93,216㎡ |
階数 | 36階/地下3階、35階/地下2階 |
主な用途 | 住宅・店舗・事務所 |
竣工年 | 2018年2月 |
シティタワー大井町(大井一丁目南第一地区) | |
エリア | 東京都品川区 |
地区面積 | 0.8ha |
規模(延床面積) | 60,446㎡ |
階数 | 29階/地下1階 |
主な用途 | 住宅・店舗 |
竣工年 | 2019年7月 |
住友不動産秋葉原駅前ビル(神田練塀町地区) | |
エリア | 東京都千代田区 |
地区面積 | 0.5ha |
規模(延床面積) | 30,799㎡ |
階数 | 21階/地下2階 |
主な用途 | 事務所・住宅・店舗 |
竣工年 | 2019年8月 |
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現在進行中!主な住友不動産の再開発プロジェクト
住友不動産は、東京を中心に現在進行中の再開発プロジェクトを通じて、都市の機能性向上と持続可能な発展を推進しています。
これらのプロジェクトは、交通インフラの整備、商業・オフィス施設の充実、住環境の改善など、多岐にわたる取り組みを含んでいます。
以下では、代表的な現在進行中の再開発プロジェクトについて詳しく解説します。
池袋(東京・豊島)東池袋一丁目地区の再開発プロジェクト
東池袋一丁目地区は特定都市再生緊急整備地域に位置し、池袋駅の北東側、明治通り(環状5号線)とJR線路敷に囲まれたエリアにあります。
現状では、大規模な未利用地や小規模な敷地が目立ち、土地が十分に活用されていない状況にあります。また、老朽化した建物が増えており、防災や防犯面での課題も抱えています。
池袋全体としては、大規模商業施設やアニメ関連の施設など、多様な文化拠点が存在し、観光地としての可能性は高いものの、この地域周辺では、体験型施設や歩行者専用空間が不足しており、池袋の玄関口としての役割を十分に果たせていない状況です。
この再開発プロジェクトを通じて、土地の高度利用を通じて都市機能を更新し、安全な歩行者空間の整備や防災性の向上を図ることを目指しています。また、池袋の特徴であるアート・カルチャーの発信拠点を新たに設け、国際性豊かなにぎわいを持つ新たな拠点形成が進められる予定です。
①国際アート・カルチャー都市池袋の魅⼒向上に資する⽂化・交流拠点の形成
- 池袋の多様な⽂化を発展させ、世界に発信する⽂化体験施設とイベントホールの整備
②池袋のまちの広がりを⽣む歩⾏者優先の都市空間の形成に向けた基盤整備
- 池袋の多様な⽂化を発展させ、世界に発信する⽂化体験施設とイベントホールの整備
- 池袋駅からの連続的な『みどりのプロムナード』の創出
- 回遊を促すゲート広場・周辺道路の整備
- 公共的駐⾞場の整備
- まちを回遊するイケバス(電気バス)の運⾏拠点の整備
③環境負荷低減への取組と防災機能強化
- 環境負荷低減に向けた取組
- 地域の防災⼒強化への取組
都市再⽣特別地区(東池袋⼀丁⽬地区) 都市計画(素案)の概要
ユーザーの声
引用元:【口コミ・評判】グランドシティタワー池袋ってどうですか? |マンション口コミ・評判
>>東池袋一丁目の住友の再開発
>オフィスメインなので、働く人以外は行くこと無さそうな開発ですね~。
都市計画概要内では、「文化・芸術発信機能やフリンジ駐車場・バス運航拠点等の交通機能を備えた、文化・交流拠点を形成すること」
とあり、文化体験施設などエンタメも入ります。
駅からの誘導線も拡張され、途中の公園も整備されます。
引用元:【口コミ・評判】グランドシティタワー池袋ってどうですか? |マンション口コミ・評判
虎ノ門一丁目東地区の再開発プロジェクト
2024年1月22日に、虎ノ門一丁目東地区の再開発プロジェクトの工事がスタート。
中央日本土地建物株式会社、都市再生機構、住友不動産株式会社の3社が協力し、国家戦略特別区域計画の一環として進めるこのプロジェクトは、約1.1ヘクタールの広さに、延床面積約12万㎡を誇る「駅と一体化した国際的なビジネス交流拠点」を作り上げる計画です。
プロジェクトのコンセプトは「INCLUSIVE GATE」。
虎ノ門という街に、さまざまな人々が集い、新たなアイデアが生まれる次世代型のワークスペースと共創の場を作り、人・情報・技術を世界へと発信していきます。
また、街づくりには「日本建築学会賞」や「JIA日本建築大賞」を受賞した建築家の小堀哲夫氏など、情熱を持ったデザイナーの方々も参加しています。彼らとのコラボレーションを通して、東京の国際的な魅力と競争力を高める街づくりを目指します。
①ビジネス交流拠点の形成に向けた都市基盤の拡充
②国際競争力の強化に資する都市機能の導入
③防災機能の強化と環境への取組
- 駅前の災害時支援機能の強化
- 環境負荷低減への取組
都市再生特別地区(虎ノ門一丁目東地区)都市計画(素案)の概要
ユーザーからの声
虎ノ門・麻布台周辺の再開発に期待ですかね。上手く繋がれば強いと思う。
引用元:【口コミ掲示板】東京23区の再開発ってどうですか?|マンション口コミ・評判
六本木3丁目5丁目って虎ノ門麻布台と六本木ヒルズ
に囲まれててほぼミッドタウンの隣みたいな感じだしもし再開発されれば凄いよな
六本木エリアの戦闘力倍増する
森ビルと住友が本当にタッグ組んでたら実行力も資金力あるだろうしかなり期待できるのではないか?
引用元:【口コミ掲示板】東京23区の再開発ってどうですか?|マンション口コミ・評判
八重洲二丁目南地区の再開発プロジェクト
八重洲二丁目南地区の再開発プロジェクトは、東京駅前の3つの再開発地区の中で最後に完成するもので、敷地面積約2ヘクタール、延べ床面積約39万㎡を誇る、東京駅前では最大規模の複合開発プロジェクトです。
プロジェクトには、本社機能を置くのにふさわしい規模のオフィスや、オフィスワーカーや訪問者向けの商業施設、「東京ミッドタウン八重洲」等と地下でつながり、一体で運営されるバスターミナルも設けられます。
さらに、八重洲エリアに活気をもたらす劇場が建設され、エンターテインメント施設としての役割も果たします。
外国人を含むさまざまな滞在ニーズに応えるため、高品質なサービスアパートメントが用意されるほか、外国人の子どもたちに世界トップクラスの教育を提供するインターナショナルスクールも併設されます。
これらの施設が集まることで、東京駅前に新たな活気を生み出し、東京全体の国際的な競争力を強化することを目指しています。
①周辺地区との広域的な回遊性強化に向けた
②パラスポーツ等の交流・振興拠点の整備
- パラスポーツ等の交流施設、多数のユニバーサル客室を有するホテルの整備
- パラスポーツ関連軍団や国内外からの観光客ばど多様なニーズに対応するバス発着場を整備
③みどりのネットワークと防災対応力の強化
- 鍛治橋通りのみどりのネットワークと連携し、快適なオープンスペースを形成
- 地域の防災対応力強化に向けた帰宅困難者受け入れスペースと災害時支援機能の整備
ユーザーからの声
これで日本橋の高層ビル群と日本橋の284mビルと八重洲と八重洲390mビルと大手町の高層ビル群と、丸の内ビル群と有楽町の新有楽町ビルが200m級?に高層化されて、さらに日比谷に230m級が3棟建つからこれで完全に東京駅周辺は高層ビルで繋がるな
引用元:【口コミ掲示板】東京23区の再開発ってどうですか?|マンション口コミ・評判
八重洲250mの再開発、金券ショップと消費者金融のビルはそのまま残るらしい。
あのままでは見た目が酷すぎる。せめて小綺麗にして欲しいけどどうなるんだろう。
引用元:【口コミ掲示板】東京23区の再開発ってどうですか?|マンション口コミ・評判
住友不動産の再開発の強み
住友不動産の再開発の強みは、その独自のアプローチと地道な努力に基づく「土地を創る力」にあります。これは、他社にはない独自の再開発手法を駆使し、長期的な視点で持続可能な都市開発を進めてきた結果です。
1. 独自の「土地を創る力」
住友不動産の再開発の大きな強みは、限られた経営資源の中で「土地を創る力」を持っている点です。従来の総合デベロッパーは、広大なまとまった土地を開発の基盤とすることが一般的ですが、住友不動産は違います。
まとまった土地を所有することが難しかった状況の中で、社員自らが地権者を訪ね、小さな土地を一つずつ買い集め、信頼関係を築きながら広大なエリアを作り上げる手法を確立しました。この方法は、時間と労力を要するものの、地域に密着し、地元のニーズや想いをしっかりと反映した開発を実現するための大きな強みとなっています。
2. 地域の想いに寄り添った長期的な開発
住友不動産は、地権者一人ひとりの声に耳を傾け、地域のニーズを理解することを何よりも重視しています。そのため、用地取得から商品企画、管理運営までを一貫して自社で行い、時には30年という長期間をかけて一つのプロジェクトに取り組むこともあります。この長期的な取り組みが、住友不動産の再開発プロジェクトをサステナブルで高品質なものにしており、地域社会と共に成長することを目指した開発姿勢が、他社にはない独自の強みとなっています。
3. 防災性を重視した安全な街づくり
住友不動産の再開発は、単なる商業的な成功を追求するものではなく、地域全体の防災性を向上させることにも重点を置いています。特に、木造家屋が密集するエリアでは、火災のリスクや災害時の避難ルートの確保が課題となっています。住友不動産は、こうしたエリアでの再開発を通じて、災害対策を強化し、安全で安心な街づくりを実現してきました。これにより、住民にとって長期的に住みやすい環境を提供することができ、都市全体の価値を高めています。
4. 地域密着型の開発で築いた信頼関係
住友不動産は、地域住民や地権者と密接に協力し、信頼関係を築き上げることを大切にしています。社員自らが地権者を訪問し、丁寧な説明と協議を重ねることで、合意形成を進めてきました。この地域密着型のアプローチは、住友不動産が手掛ける再開発プロジェクトの信頼性を高め、地域社会からの支持を得るための大きな強みとなっています。特に、老朽化した建物の改修やインフラ整備を通じて、地域の安全性と利便性を向上させることで、住民の安心感と満足度を高めています。
5. 社会的課題解決を目指した都市開発
住友不動産の再開発は、都市の華やかさや規模の拡大だけにとどまりません。木造住宅密集地での防災対策や道路などのインフラ整備を通じて、地域が抱える社会的な課題を解決することも重要な目標としています。消防車が入れない狭い道や大雨時の崖崩れのリスクがあるエリアでの再開発は、地域住民にとっての安全性を大きく向上させるだけでなく、長期的に地域の価値を高める持続可能な開発を実現します。
6. 総合デベロッパーとしての一貫した開発力
住友不動産は、用地取得から設計・施工、管理運営に至るまで、一貫して自社でプロジェクトを遂行する「メーカー型の総合デベロッパー」です。これにより、品質の高いプロジェクトを一貫して提供することが可能であり、各段階での調整を効率的に行うことで、より優れた開発を実現しています。特に、地域ごとの特性に応じたカスタマイズされた開発計画を進めることで、地域社会と共に成長する持続可能な都市空間を作り出しています。
今後に期待がふくらむ住友不動産の再開発事業
東京では、活気ある新たな都市空間を生み出すためにいくつもの大規模な再開発プロジェクトが進行中です。住友不動産の再開発事業は、地域と密に連携しながら街の持つ魅力を最大限に引き出すことを目指しています。
人々の安全を守る防災対策や通勤や日々の暮らしを快適にするためのインフラ整備にも力を注ぎ訪れる人、働く人、暮らす人にとって安心で心地よい街を作り上げています。
今回ご紹介した各エリアが、どのように新しい姿へと変わるのか、これからの展開がとても楽しみです!